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ヴェスぺリア

別にフレンが嫌いなわけではない

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  (別にフレンが嫌いなわけではないのですが、フレンの扱いが酷いです。またジュディスやレイヴン・リタといった主要メンバーが出てきません。今回はお休みです。小説というよりも駄文です。初めてですのでお手柔らかに。
ED後設定 CP要素はフレン→→→ユーリ ほとんどユーリの脳内描写)



 俺たち凛々の明星が有名になり始めて数カ月が経った。俺はカロル君から渡された依頼を遂行するべく帝都ザーフィアスに向かっている。向かっているんだがその足取りは重い。それもこれも依頼内容すべてにフレンが関わっているのが原因だ。
今回の依頼内容はフレンに手紙を届けたりプレゼントを届けたりフレンのスケジュール調査をしたりフレンへの苦情だったり・・・苦情件数の多さに胃が痛むが、前者からフレンが好かれていることが分かるな。確かにあいつは紳士的だし、剣術共に勝てた試しがないし、騎士団長を務めるくらいだ、信頼も厚かろう。つまりフレンは親友としては自慢できる良く出来た奴なんだが、そんな奴への苦情なんて1つしかない。・・・と考えている間にザーフィアスに到着した。

 今回の依頼、特に多数寄せられたフレンへの苦情の中身を一部紹介すると、
”帝国調理長 騎士団長が厨房で殺人料理を作っているので止めて下さい。”
”被害者1帝国兵士 先日、騎士団長が作った料理を食堂で食べて以来ベッドから起き上がれません。・・・(同様依頼数十件)”
”エステル 最近フレンが厨房に篭っているのでまともなお料理を食べていません。お腹が空きました。”
”被害者2ヨーデル皇帝 これ以上被害者を出さないためにもフレンに料理をさせないでください。”
・・・と読んでいるうちに城に着いた。
見張りの兵士や警備兵がいない。こりゃ相当な被害だな。きっとみんな床に伏せっていることだろう。俺は迷うことなく厨房に行くと目的の人物フレンを見つけた。すると食欲をそそる旨そうな匂いが香って来た。こんな匂いを出しておきながら実際は殺人料理なんだから不思議で仕方がない。フレンは俺の気配に気がついたのか俺を見ずに
「あ、ユーリ。久しぶりだね。こんなところに何の用だい?」
「あー、依頼でな。」
と答えながらフレンの手元を見てみると今作っているモノはシチューらしい。俺が見ている間フレンは何やら話しかけてきているが、俺は何よりもそのシチューに入っている材料が気になり適当に相づちを打っていた。
「最近兵たちの士気が下がっているからね。元気になるようなものを入れてみたんだが・・・」
「もしかして、ここにある空のライフボトルやパナシ―アボトル、アップルグミを入れたのか?」
「うん。だからユーリ味見をしてくれないか?」
と、ありえないことを聞いてくる。その間にもちょっと味がわからなくなってしまってとフレンは笑っている。
「あのなフレン、依頼なんだが・・・料理すんのを止めてくれ。これは、お前の料理を食った奴らからの依頼だ。」
そう伝えるとフレンはショックからは目を見開き、口をパクパクとさせながら突っ立っていた。
「そんな・・・僕の料理が原因・・・なのか?」
そう言っているフレンに罪悪感を感じたがそれも一瞬で打ち砕かれるなんて思いもしなかった俺は、フレンの言いにくそうな表情から深刻な話をすると思い姿勢を整えた。
「ユーリ・・・厨房を借りるのはとても迷惑なことなのだとわかったよ。そこで、君の部屋を貸しておくれ。僕の部屋だと台所が無いんだ。」
とフレンは良案を思いついたかのような嬉々とした表情で言ってきた。実際俺の部屋を使うのは構わないが、出来た殺人料理を周りの人間に配ればまた同じ依頼がギルドに届けられることは目に見えている。喜んでいるフレンには厳しいことを言うが
「フレン、俺はお前が料理をすること自体止めてくれと言っている。場所を移す様には依頼されてねー。」
そうフレンの顔を見ながら言うと、フレンは徐々に俯いていき若干の時間をとって承諾した。
「わかったよ。・・・ユーリがそこまで言うんだったら料理・・・止めるよ。」
俺はこの一言に安心をしていた。相手があのフレンだというのに、これ以上被害者が出ることはないだろうと・・・だが・・・
「ユーリ・・・料理の出来ないような夫でごめんね。じゃあ、僕は仕事があるからまた来てくれると嬉しいよ。」
そう手を振り言い残しながらフレンは厨房から去って行った。しかし俺は動けずにいた。
依頼が完了したのだから凛々の明星の拠点に帰るべきなのだが、飛んでしまっているフレンの脳を元に戻すために・・・いや、1発殴るためにフレンの後を追った。

 ちなみに、カロル君に依頼完了報告ができたのはあれから3日後だった。
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